我が子に教えたい一粒の麦

田中　伸尚 岩波書店ヒトツブノムギシシテ　ベンゴシモリナガエイザブロウノタイギャクジケン タナカ　ノブマサ 発行年月：2019年12月27日 予約締切日：2019年11月12日 ページ数：254p サイズ：単行本 ISBN：9784000245418 田中伸尚（タナカノブマサ） ノンフィクション作家。

『ドキュメント憲法を獲得する人びと』（岩波書店）で第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞。

明治の大逆事件から100年後の遺族らを追ったノンフィクション『大逆事件ー死と生の群像』（岩波書店、のちに岩波現代文庫）で第59回日本エッセイスト・クラブ賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　前夜の回廊／第2章　縅黙せず／第3章　自由主義／第4章　風霜五十余年遥か／第5章　百年の余韻 幸徳秋水、管野須賀子ら一二名が処刑された、近代日本最大の国家権力犯罪「大逆事件」。

その真実を明らかにすべく、戦後、再審請求の主任弁護人となった弁護士・森長英三郎（一九〇六ー八三）。

抹殺された犠牲者を記録し、近現代史の書き換えに心血を注いだ生き様は何を物語るのか。

戦前から引き継がれる司法の「暗部」を問い続けた弁護士の「生と死」を鮮やかに描く。

丹念な取材で「大逆事件」の実相に迫る第四作。

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